webサイトを作るときに、クライアントや制作以外のスタッフの「こんなデザインが欲しい」という期待や要望と、デザイナーの「こういうデザインが良いだろう」という考えをお互いに認識し共有すのはとても大切です。
それが満足に出来ていない場合は、打ち合わせが終わってカンプを作っても、相手は出来上がったカンプを見て初めて「自分の理想との間違い探し」をはじめるので、必然的にデザインの修正変更が増えてしまいます。
そういうお客様、または社内の人間との打ち合わせに役に立つのが、ウェブデザイン見本帳です。
ウェブデザイン見本帳の目次は6つあり、part2からpart6までは「たくさんの要素でにぎやかなページ」「余白を使って心地よいページ」など約110個以上のテーマに別れています。 基本的に実例とその解説が中心ですが、細分化したテーマでも複数の例を載せてくれるが素敵です。

この本が優れているのは、よくある「カッコいいけど例が英語のサイト集」や「主にデザイン学習用に作った存在しないサイト集」の本とは違って、実際に存在する日本企業のwebサイトだけを収録しているので、相手に対して説得力があるというところです。
ネットで取り上げられているカッコいいサイトでも、中小企業のコーポレートサイトで直接参考になるのはそう多くありません。 それはクリエイティブなサイトと中小企業のサイトでは求められるものが違うからです。
またデザインの決定権を持つのが、どちらかと言うとネットやデザインに疎い人である場合が多いので全体的に新しい見せ方は敬遠される事が多いです。
なので実用的なデザインが必要な場合は、実際に存在する日本語のwebサイトを集めたこの本は役に立ちます。
もちろん本来はwebデザインを学ぶための本なので、純粋に勉強用に買うのもオススメです。僕はそのつもりで購入しました。この本は純粋なwebデザインについての本なので、ソース等はありません。そこは実際に見に行った方が早いですしね。
webデザインを勉強したい方や、デザインの修正変更の多さに困ってる方は打ち合わせに使ってみてはいかがでしょうか。
ウェブデザイン見本帳 実例で学ぶWebのためのレイアウト基礎
著者/訳者:オブスキュアインク
出版社:MdN( 2008-11-21 )
定価:¥ 2,625
Amazon価格:¥ 2,625
大型本 ( 160 ページ )
ISBN-10 : 4844360167
ISBN-13 : 9784844360162


